一般社団法人 叶可式手相学協会 代表理事 笠松夏奈 叶可式手相学考案者/手相鑑定師
2015年から手相鑑定師の活動開始。口コミだけで延べ7,000人を鑑定し、多くのファンを持つ。どんな人でも「自分を発揮できる人生」を選んで欲しいという思いから7,000人以上の鑑定データをもとに独自の手相理論をまとめ、望む未来を創造するための「叶可式手相学」を創設。
28歳のとき「あなたは手相鑑定師になりなさい」とある手相鑑定師に言われたことをきっかけに、手相に興味を持つようになる。
その後、手相のことは忘れて過ごしていたが、東日本大震災後、「生きていくのも嫌になった」ときに人の手相を見る楽しみを思い出し、積極的に鑑定を始める。
常にお金の不安と人間関係のトラブルが絶えない人生だったが、自らの手相に現れる運気を活かせるようになり、人生が大逆転。お金も時間も心も自由な人生がスタートする。
現在は、手相鑑定師を続けながら、「誰もが自分を発揮できる世界」の実現を目指し、叶可式手相学を伝える活動にも積極的に取り組んでいる。
25年間、在宅福祉に携わり様々な人生模様に触れた経歴を持つ。
STORY
その羽で行きたいところに飛んで行こう
ー誰もが自分を発揮できる世界にー
あなたは、自分が美しい羽をもつ蝶だと、気づいていますか?
自分の才能や持っている運に気づかず、もったいない生き方をしている人がたくさんいます。
かつてのわたしもそうでした。
羽を持っていることに気づかず、自分を芋虫だと思って地面を這って、生きていたのです。
ところが、手相で自分のことを理解したら、人生の大逆転劇が始まりました。
手相は、運だけでなく、あなたがまだ気づいていない「羽」の存在を教えてくれます。
どんな羽があるのか。その羽で、どんなところに飛んでいけるのか。手相を通じて伝えていきたい。その先には、誰もが自分を発揮できる世界が拡がっていくはずだから。
逆境の連続の人生
わたしの人生は、長い間、迷いと苦しみとともにありました。
小学生時代に始まったいじめにより人間不信に陥り、周りのすべての人が敵に見える。悲しい記憶を抱いて生きてきました。
大人になっても人間関係のトラブルが絶えず、20代では転職を7回も繰り返します。やっと、運命の人と思われる方と結婚し、子どもが生まれ、人並みの幸せを手に入れた後も、お金の不安と人間関係のいざこざがなくなることはありませんでした。
2011年3月11日。東日本大震災により、人生最大の絶望を味わいます。
自営業の夫と二人三脚で必死に築いてきた事業が、津波で甚大な打撃を受けました。
3年かかって、やっと軌道に乗ってきた。「人生これからだね、やっとだね」と喜び合っていたところだったのに……。
家族の命は助かったけれど、収入は激減。事業に人生を懸けていた夫は鬱になり、わたしが大黒柱として一家を支えることになりました。
「私たちなにか、悪いことした?」。
悲しみ、怒り、悔しさの感情が渦巻きます。
仕事を2つ3つ掛け持ちしても、ずっとカツカツで、「子ども達を守れるのかな」と不安に押しつぶされそうになる毎日。人生のどん底を味わっているような絶望感に、生きていくのが嫌になっていました。
生きる希望を与えてくれたもの
震災から数か月が経った頃、絶望の中で思い出したのが、何年も前に手相鑑定で言われた言葉。
「あなた、手相をやりなさい」
自分に都合の良い答えを求めて占いに行っただけの私に、あの時、鑑定師の方がなぜかそう言ったのです。
何かが変わるきっかけになるかもしれない。試しに手相の本を数冊買い、本を見ながら人の手相を見てみました。
手相から見えたことを伝えていくと、みんなが喜んでくれました。「手相って、楽しい!」。
手相の楽しさが、絶望の渦中にいたわたしに、生きる希望を与えてくれました。
「本格的に手相をやってみようかな」。
楽しさに背中を押され色んな方の手相を見ていくうちに、独自の見方ができるようになり、
いつの間にか口コミで鑑定依頼がたくさん入るようになりました。
2015年、お勤めをしながら、休日や夜の時間を使って、手相鑑定師として本格的に活動をスタート。
鑑定師を始めて数年が経った頃、鑑定師の仕事は順調なものの、理想の人生を送れていないことに気づきます。
「お客様の人生は、手相で良くなっているのに、わたしの人生はちっともうまくいっていない」。たくさんの人の手相を見てきたのに、自分の手相は、一度もしっかりと見たことがなかったのです。
自分の手相をあらためて見直してみると、これまで人生を思うように進められなかった理由がすべて現れていました。同時に、運も才能もまったく活かせていない「もったいない生き方」を続けてきたことを知りました。
「わたしは、本当はどうしたいのだろう?」と自問すると、 次々に湧いてくる想い。「本当はこんなことがしたかった、あんな風にしたかった」。
「自分をずっと抑えて生きてきたんだ……!」、抑えていた感情が一気にあふれ出し、涙が止まりませんでした。
行きたい方向に進んでもいいんだ。とにかくやってみよう!
手相を通じて自分の本当の想いに気がつくと、驚くようなブレイクスルーが起きました。
手相で人生大逆転
「手相に表れていることを、すべて実践してみよう」。そこから、人生の大逆転が始まります。
金運を動かす方法を身につけて、築いた資産は1億円超。 仕事を掛け持ちして、休みなく働いていた自分とは別人のように、自由な生活を手に入れました。
あんなに人嫌いだったわたしが、手相で多くのお客様と出会うことを楽しみ、スタッフにも恵まれ、人間関係をこじらせることもなくなりました。
離婚を決めたのも、手相がきっかけでした。30歳前後に結婚した夫と上手く行かない線と、40半ばに再会した人と結ばれる線も出ていたのです。前夫とは、7〜8年すれ違いが続いていましたが、現実から目を背けて家庭を維持することを優先していました。
手相に現れていることは、自分が望んでいること。「自分の望むことをやってあげよう」と、手相に背中を押されました。
手相で自己理解が深まるうちに、向き合って話し合えるようになり、人生の方向性が違ってきていることをお互いに確認。「それぞれの可能性を拡げていこう」と円満離婚に至ります。
45歳で離婚し、46歳で手相に表れていた通りの条件で今の夫と出会い、再婚。以前に増して幸せな、結婚生活を送っています。
手相に表れていることを実践しただけで、30年以上抱えていた苦しみや不安が嘘みたいになくなり、今ではあの頃からは信じられないような、思い描いていた未来をはるかに越える最高に満足できる人生を送っています。
なりたい自分になって、生きる
「人間って、本当に変わるんだ。 あんなわたしが、こんな風になれるんだ」。自分が体験したからこそ、今はどん底にいる人でも、行きたいところに飛んでいける、思い描いている以上の明るい未来が必ずあると信じています。
「わたしは失敗したことがない。ただ、1万通りのうまくいかない方法を見つけただけだ」
これは、わたしが大好きなエジソンの言葉です。
失敗は誇りだと思っています。失敗している人の方が、たくさん成長しているからです。
不安や恐怖心は、自分に足りないことや、自分が大事にしていることを教えてくれています。
これまでの辛い経験を糧にして、これからの人生は「なりたい自分になって生きる」ために欠かせないのが、自分を深く理解すること。
叶可式手相学で伝えている手相は、運の吉凶を占うものではありません。どんな美しい羽が生えていて、その羽でどうやって運を動かしていくのか、どこまで飛んでいけるのかを教えてくれます。
手相を通して自己理解を育むと、自分を否定する世界から飛びたてます。誰もが、その美しく、そしてたくましい羽根で自由に飛び回ることができると確信しています。
人生の大逆転は、あなたの手の中に。
誰もが自分を発揮できる世界を手相で実現していきます。